智歯(親知らず)の抜歯
Extraction of wisdom teeth
抜く時はしっかりと麻酔を効かせてからおこないますので痛みはありません。ただ、抜いた後は個人差はありますが痛みは出ます。この痛みも麻酔がきれる前に痛み止めを飲む事によっておさえる事が出来ます。
抜いた後は徐々にはれてきますが、これも個人差ですがはれの程度がわずかであれば特に何もしなくてかまいません。しかし親知らずの生え方によっては抜く時に、骨を削ったり・歯肉を切ったりする事があります。そういった場合は、大きくはれる事があります。
親知らずに関する一般的な知識については「親知らずに関するQ&A」をご覧下さい。
親知らずを抜いた後の注意事項
傷口を早く治す為には次の事を守って、できるだけ安静に早めに就寝して下さい。
- 入浴、飲酒、激しい運動は避けて下さい。(体が温まると痛みが出てきたり、出血してきたりします)
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うがいは、しないで下さい。
(抜いた所は穴が開いています。出血が固まり、かさぶたのようになって傷口を治しますが、うがいをするとこれが取れてしまいます。数時間は血がにじんでくる事がありますので唾を吐く程度にして下さい。) - 傷口を吸ったり、舌や手でさわらない様にして下さい。
- お薬はきちんと指定された時間ごとに飲んで下さい。
- 食事はできれば柔らかい物をおとり下さい。
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抜いた直後にガーゼを噛んでもらいますが、少なくとも20分はそのまま噛み続けて下さい。
(噛んだり・噛まなかったりしてると、きちんと止血されません。20分後にまだ出血してるようであればガーゼを新しくかえて、また30分強く噛んで下さい。このガーゼによる圧迫が最も有効な止血方法となります。) - 傷口を縫ってある場合はたいてい7~10日後に糸を取ります。自分で無理やり取ろうとしたり、歯ブラシで引っ掛けたりしない様に注意してください。
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抜いた次の日からは毎食後、うがいして下さい。
(抜いた所が穴になっているので食べかすが詰まりやすくなっています。食べかすをためない様に、こまめにうがいをする事が大事です。)
親知らずに関するQ&A
- 智歯(親知らず)とは何ですか?
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智歯(親知らず)とは、お口の中で1番最後に(奥に)生える歯のことです。
歯には子供の時に生えている乳歯とその後、生え変わる永久歯があります。だいたい12歳ごろには親知らず以外の28本の歯が生えそろいます。親知らずが生え始めるのは早い人で14歳、遅い人で20歳といわれてます。この様に体が成長し親が知らない頃になってやっと生えてくるので「親知らず」と呼ばれているのです。 - 親知らずは誰でも生えるのですか?
- 親知らずは、誰にでも生えるわけではありません。全ての親知らずが生えれば上下左右1本ずつ、計4本になりますが人によっては3~1本しか生えない人もいます。この様な方はもともと親知らずがまったく無いのか、あるいは顎の骨の中にもぐったままでお口の中に生えてこない場合のどちらかと思われます。
- 親知らずはどうして生えるのですか?抜くべきでしょうか?
- 親知らずも他の奥歯のように食べ物を噛み・すり潰す役目もはたします。ただしそれは上下の親知らずがきちんと噛み合ってる時だけです。噛む相手の歯がなかったり、横に半分生えてたりしてる親知らずは噛む役割をはたしてない所か、一番奥なのでどうしても歯ブラシがとどきにくく汚れが溜まりやすい為、虫歯になりやすかったり・はれたりする原因となるのです。こういった場合は抜いてしまった方が良いと考えられます。
- どうしてきちんと生えないのですか?
- 原因にはいくつか考えられますが最大の原因は食生活の変化にあると考えられます。古代人は硬い木の実や調理していない肉などが食事の中心だった為、それを食べる為に顎の骨が発達し親知らずが生えるスペースが十分にありました。ところが現代人の食事は調理された柔らかい食品が多く”噛む”という事が少なくなり、顎は次第に小さくなりました。最後に生える親知らずのスペースが不足する事になってしまい正しい位置に生える事が出来なくなるというわけです。
- 親知らずを抜くのは安全ですか?
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下の顎には太い神経があります。ここから枝わかれし、それぞれの歯の神経につながっています。親知らずはこの重要な神経に大変近く、接したり・圧迫や絡み合ったりしている事があります。
抜く時にどうしても外科的刺激がこの重要神経におよぶ場合があります。この時、どういったリスクがあるかというと舌にまでしびれや麻痺が発現する事がまれにあります。場合によってはこの症状が残る事もあります。
当医院では事前にレントゲン写真などでの診断をへて、この可能性が低い場合でも全ての患者様に説明し、ご理解をえた上での抜歯を行っております。










